語学 留学
実体験から語る海外留学 その(1) 留学の準備
こんにちは、前田サチ子です。本コラムでは、海外留学について、実体験を基に語っています。 本情報が全ての留学に当てはまるとは限りません。一個人の留学ストーリー!と思って読んでいただければよいなと思います。
語学留学や交換留学、ボランティア留学やワーキングホリデーなど、日本の教育機関にはたくさん海外へ飛び立つチャンスがありますよね。(「留学のための給付金の話」(参照))
実際に、海外に留学をしてみた体験談をお話ししたいと思います。
留学するために必要なコト
(1)留学をする目的
- どこで
- なにを
- どのようにしたいか
まず、留学の目的を決めましょう。
私の場合、英語の語学力を向上させたかったので、英語圏の国を探しました。 その中で、治安がよく、物価が安い国、そして英語の訛りが少ない国がよいということでカナダを選びました。(治安がよいといっても、日本の治安は世界1位レベルです。カナダだから安全ということはありませんので自己防衛が必要です。)
(2)留学の種類の決定
あなたが、大学生なのか高校生なのか、既卒なのかで状況は変わってきます。
主な種類は以下です。
- 学内留学制度を利用した交換留学
- 私費での語学留学
- ワーキング・ホリデー
- 海外の大学への入学
- 海外インターン
など まずは、留学して何をやりたいかを考えてから学校やコースを選択しましょう。
私は既卒で社会人2年間を経験後に新たなことをやりたい!と一念発起しての留学でしたので、大学での単位互換制度などは使えませんでした。私費での語学留学でした。
(3)お金を用意する
留学する際に、必要になってくるのが学費と生活費。期間や場所により留学費用は変わってきます。奨学金を活用したり、両親の援助を受けるなど、確実に支払える予算を準備しましょう。
私は、社会人生活2年間の間に貯金をし、全て貯金でまかないました。渡航中の海外送金は、家族にお願いをしました。
(4)学校を選ぶ
(2)(3)を検討して、条件に合う学校を探します。
学校によって、語学の授業プログラムは全く違います。たくさんの学校から資料請求やインターネットでの情報を駆使して学校を選択しましょう。学校が決まったら、入学の申込みをします。大学であれば試験などを通過した結果、合格であれば留学の申込みができます。入学時期も、短期留学や長期留学など、留学先の学校によって開始時期が異なりますので、よく調べることが大事です。
(5)ビザを申請する
ビザの申請先は、日本にある留学先の大使館になりますので、大使館に問い合わせてみましょう。
国によっては、審査を通すのが難しい国もあれば、簡単に審査が通る国もあります。審査対象となるのは学校の入学許可証、銀行口座の残金などの照会が求められる場合もあります。
今では海外留学のエージェントがたくさんありますので、代行でビザを取得してくれる場合もあります。そういったエージェントを活用するのもよいでしょう。
(6)滞在先の用意
滞在方法は以下のような方法があります
- ホームステイ
- 学生寮
- アパートで一人暮らし
- ルームシェアやシェアハウス
一番最初の滞在先さえ決めてしまえば、留学後でも変更は可能です。滞在先での情報は、その(2)にて詳しく述べたいと思いますのでお楽しみに♪
(7)航空券や留学先で使用するものの準備
事前に航空券を購入しておきます。短期留学であれば、往復航空券の長期型でリターンチケットも購入しておくほうが安くおさまります。長期留学で、滞在中に何度か往復するのであれば、その都度購入をしたほうがよいでしょう。片道チケットの場合、ビザがおりない場合もありますので要注意です!
留学先に移動するための、スーツケースも必要ですね。
他には、長期滞在となれば衣類なども必要になりますので、衣類の準備が必要です。
日本食が恋しくなるという方は、日本食なども準備したらよいかもしれませんね。
渡航先でも、都市であれば購入できるものも多くあります。基本は、海外旅行と準備するものは同じです。
(8)もっとも重要な語学勉強
留学をするとなると、その国の言葉を話さなければいけません。空港についた瞬間から留学は始まりますので、1つも言葉が話せないと困ってしまいますよね。事前に日本で、ある程度の語学力をつけておいたほうがよいでしょう。
さて、たくさんの準備が終わったら、いざ留学です!!日本での友人や家族に行ってきます!の挨拶をして飛行機に飛び乗りましょう!!!
ライター:前田サチ子
転職歴6回。紆余曲折を経て、都内にて働きマンをやっている。プライベートも仕事もバランスよい生活を目指している。