進路 高校生 悩み
進路に悩むのは当たり前
反対された時の考え方
皆さんは保護者の方と自身の進路について話し合ったことがあるでしょうか。近年は職業に対するイメージも多様化したため、子供が収入の不安定になりがちな職業を志したとしても、頭ごなしに反対する保護者は少なくなってきたようです。でも、もし反対されてしまったら、一旦心を落ち着けてからよく考えてみましょう。
社会には沢山の仕事がある
社会には沢山の仕事がありますが、普段の生活では目立つ職業の情報しか得られません。特に子供たちは学校の勉強に時間を割いているため、仕事の種類の知識は大人に比べれば大変少ないといえます。それでも進路は選ばなければならないので、知っている職業の中から選び、身近な大人たちに相談します。そこで、大人との意見の相違があらわになるのです。
反対されるのは辛いけど
反対されるのはとてもショックなことです。目標が高ければ高いほど、伝えるのに勇気が必要です。せっかく出した勇気を受け入れてもらないのが悲しいのは当然です。でも、少し考えてほしいのです。大きな目標は、それを知らされた方も、受け入れるのに勇気がいるのです…。
保護者の心境
さて、反対した保護者の心境はどのようなものなのでしょう。分かりやすいのは「心配」「不安」です。親心としては、子供には幸せでいてほしいと願っています。一般的にみれば、分かりやすい「幸せ」の形は「安定した収入」「安定した家庭」ですから、失敗のリスクが大きい事柄へのチャレンジは応援し辛いのです。
なぜ大人は挑戦を避けさせようとするか
挑戦は素晴らしいことです。でも、大人の多くはそれを躊躇します。失敗した経験があるからかもしれませんが、他にも理由があります。人間である以上、どうしようもないことなのですが、人は昔の事を覚えていられないのです。つまり、大人は、子供のころに何を見ていたか、何を考えて感じていたか、忘れてしまうのです。知らなかった世界が広がる喜びも、困難に立ち向かう時に感じるスリルもです。
そんなこともあり、子供の考えていることが分からない大人がいるのが現状です。大人と子供の意見が食い違ってしまうのは、仕方のないことです。でも、長く生きているからといって大人の意見の方が必ず正しいわけではありません。
考えすぎないで、行動を起こす
よく、頭の中の想像だけで物事を解決しようとする人がいます。保護者たちの安定志向もここからきています。今までの経験から「こうすれば安定した人生が送れる」と思い込んでいるのです。でも、若者たちが生きていく世界は、彼らの過去とは全く違うものになっていきます。
皆さんは、今までの経験で自分を縛りつけず、ぜひ挑戦、行動してみてください。疲れてしまうことも、嫌になってしまう事もあると思いますが、続けていけば何かしら道が開けるものです。保護者の見る目も次第に変わってゆくことでしょう。あなたが挑戦によって輝ける事が伝わるはずです。
ライター:西野コウ
大学卒業後、アルバイト → 契約社員 → 正社員を経験しているWEBクリエイター。イラスト制作、デザイン、コーディング、ライティング、ディレクション、できるものは何でもやってみるスタイル。でもディスカッションは苦手。