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大学キャンパス訪問「北海道大学 札幌キャンパス」

大学になじみのない地域で育った方はピンとこないかもしれませんが、大学の構内というのは多くが誰でも入ることのできる場所です。特に地方や郊外に位置する大学は敷地も広く、地域住民の方の生活道路として利用されていることもあります。早朝にのんびりと犬の散歩をするおじいちゃんや、急ぎ足で掛けていくサラリーマン、おしゃべりしながら登校していく高校生…。
そして、近くに住んでいない人でも気軽に散策を楽しむことができるのです。

今回はそんな大学の中でも随一の人気を誇る「北海道大学・札幌キャンパス」をご紹介します。

大学キャンパス訪問「北海道大学 札幌キャンパス」
寒そうな画像で申し訳ない。
私が訪れたのは12月の下旬…吹雪けば構内で簡単に遭難できるとのこと。

北海道大学札幌キャンパスの見どころ

北大の札幌キャンパスは札幌北区、札幌駅から徒歩7分ほどに位置し、東京ドーム38個分の広さを誇ります。構内には校舎の他にインフォメーションセンター、総合博物館などがあり、人気の観光スポットにもなっています。正門から近い部分は学生、観光客や近隣の住民などが行き交っており、学生は自転車に乗って校舎間を行き来ししたりしています。

インフォメーションセンター「エルムの森」

正門の左手にはガラス張りの建物が並木になじんでたたずんでいます。まずはこのインフォメーションセンター「エルムの森」へ立ち寄りましょう。構内のイベント情報、観光案内をしてくれるほか、お土産も取り扱っています。お勧めは各学部のエンブレムの入った北大グッズです。疲れたら併設のカフェでほっこりしてもいいですね。

ポプラ並木・イチョウ並木

冬でなければ、並木の散策もお勧めです。イチョウ並木は例年だと10月下旬~11月上旬にかけて色づきます。ポプラ並木は一般に知られている並木のほかに「平成ポプラ並木」と呼ばれるものもあります。ポプラ大好き!な方は、インフォメーションで場所を尋ねてみてはいかがでしょう。

総合博物館

1929年に旧北海道帝国大学理学部本館として建てられた、重厚な建物です。現在は一部が総合博物館として一般に公開されています。陸上生物、地球惑星、考古学の分野の標本・資料が、古くて静かな建物内にひっそりと展示されており、丁寧に見学すると半日以上かかってしまいます。

大学キャンパス訪問「北海道大学 札幌キャンパス」
化石や標本が迎えてくれます。建物自体も美しいのです。

いかがでしたか?

北大ではなくとも、近くに大学がある方は見学されてみてはいかがでしょう。なお、オープンな姿勢の見られない学校では、見学の際は正門などで一般人の入講についての確認をすると安心です。校舎内の見学の場合は許可が必要な事が多いですから、電話などで確認をしましょう。

ライター:西野コウ
大学卒業後、アルバイト → 契約社員 → 正社員を経験しているWEBクリエイター。イラスト制作、デザイン、コーディング、ライティング、ディレクション、できるものは何でもやってみるスタイル。