勉強法 高校生
「基礎」「継続」がキーワード
効率のよい勉強の方法

社会人をしていても、勉強しなくてはならいことが沢山あります。そういったときに話題に上がるのが「効率のよい勉強の仕方」についてです。受験生の皆さんも気になりますよね。筆者が大学受験をした時とは少し時代が違いますが、最近の情報を調べ直してまとめてみました。

「基礎」「継続」がキーワード 効率のよい受験勉強の方法
勉強は社会に出ても続きます。今のうちにコツをつかもう!

結論からいうと

効率を求めるなら、徹底的に基礎固めをするのが重要です。基礎が身についていれば、応用問題を解くときにつまずきが減ります。基礎まで戻って学習し、もう一度応用問題を解く手順を省けるので、時間の節約になります。

さらに効率よく受験勉強するには

料理や実験、工作をする時に皆さんが一番最初にすることは何でしょうか。そう、下準備です。まずレシピを読み、手順を確認し、必要な材料をあらかじめ用意してから作業にとりかかりますよね。勉強も同じです。試験までにどのような事が起こるか・なにが必要か予め知り、その時にすべきことをやる。そういった心構えをしっかり持つことが大事です。

注意したい点

勉強を進める上で注意したい点をあげます。

まだ大丈夫、は危険

学校で、受験勉強を意識する時期についてどのように言われるかわかりませんが「まだとりかからなくても大丈夫だろう」という気持ちは捨てた方がよいでしょう。2年生のうちから、学校が終わって深夜まで勉強する必要はありませんが、勉強法を確立して効率よく勉強する習慣は身につけたほうが有利です。ネットでいくつか有名な勉強法を調べ、試してみるところから始めてはどうでしょう。ギリギリになって始めるほど焦って身に付かないので、焦る時期が来る前にやっておくと安心です。これを読んでいる時点で”ただ何となく勉強している”という人は、自分の勉強法について見つめ直してみるとよいでしょう。

勉強進度を友達と比較しない

テスト前、自信のない人はよくこんな言葉を発しがちです。
「勉強してきた?」
これは、学習量が足りていない事を自覚している時に出る言葉です。要するに、他人もやってなければ自分がやってなくても大丈夫だろう、と安心したいのです。十分な準備をした人はある程度の自信があり、同調による安心感を得る必要が無いので、このような言葉は出ません。友人がやっている・やっていないに関わらず、あなたの目標のために学ぶべきです。

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書いて書いて書きまくれ!でも腱鞘炎には気をつけて…

手で書いて記憶する

まれに授業を聴くだけで暗記できる物覚えの良い人もいますが、多くの人にとっては、書いて覚えることが効率を上げるよい方法だと言われています。授業や教科書のまる写しなんて効率が悪い!と思われがちですが、大切な情報が精査されているのだから、良い教科書、良い先生の授業をまる写しすることは実は一番効率が良いのです。授業や教科書で真っ先に学ぶ内容は「基本」。だからこそ、覚えて”自分のもの”にしなくてはなりません。もちろん、覚えるだけではなく、理解することも大切なので、書きながら「なぜ」を繰り返していくことも意識したいところです。

とにかく続ける

スポーツや発表などは練習すればするほど上手くなります。勉強も同じで、すればするほど勉強自体が「上手く」なるのです。普段しないスポーツをすると筋肉痛になるのと同じで、勉強もいきなり沢山の量をすると大変な疲労感を伴います。でもそこであきらめず続ければ、同じ時間勉強しても疲労感は少なくなり、こなせる量も増えてゆきます。

自分自身に責任を持つ

くじけそうになったり、誘惑に負けそうになった時は、負けた場合の”未来の自分”を想像してみます。どうなっているでしょう?心が満たされているでしょうか。

5年後もやるべきことを自信を持ってこなせるように、今やるべきことをやっていきましょう!

ライター:西野コウ
大学卒業後、アルバイト → 契約社員 → 正社員を経験しているWEBクリエイター。イラスト制作、デザイン、コーディング、ライティング、ディレクション、できるものは何でもやってみるスタイル。でもディスカッションは苦手。