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辛い症状とサヨナラしたい!
食生活の見直しで花粉症を改善!

新年が明け、受験生の皆さんは追い込み、それ以外の学生さんたちは期末テストなどに向けて準備が始まるころでしょうか。そして、そろそろ気になり始めるのが「花粉症」。辛いですよね。一部調査によると、花粉症によって仕事などの能率が3割も低下するという報告もあります。授業に身が入らない人も多いのでは…

辛い症状とサヨナラしたい!食生活の見直しで花粉症を改善!
何とかしたい!

腸内環境を改善して免疫力UP!

花粉症への一般的な対応手段としては、耳鼻科にかかって飲み薬をもらったり、漢方薬を試したりすることですよね。でもこれらはあくまで「対処療法」であり、根本的な解決方法ではありません。残念ながら、アレルギーは発症すると「完治」することはありません。体の過剰防衛が原因ですので、原因物質が体に入ってくると、どうしても反応してしまうのです。

でも、投薬以外にこの症状を軽くする事が出来る方法があります。それは、食事療法です。普段の食事から花粉症に効果のある栄養素を採り、体質改善を行うことで、花粉症の軽減を狙えます。

ポイントは「抗炎症」と「お通じ」!

抗炎症作用のある食物を摂取することで、アレルギー症状を沈めます。
排泄は体内の毒素を排出する役目を担うので、腸内環境が整って排泄がスムーズになれば、免疫力が高まり、アレルギー症状も治まってくるようです。

花粉症を改善するために食べたいもの

ポリフェノールが効く!

花粉症によく効くとされるのが、ポリフェノールです。ポリフェノールは植物の光合成によってできた色素・苦味の成分のことで、約5000種類以上もあるといわれています。共通する特徴としては、アレルギー症状がおこるときに発生するヒスタミンを抑制する抗酸化作用を持ち、炎症を鎮めるのに効果を発揮します。食生活に取り入れやすい食品では、緑茶、ごま、大豆、レンコン、トマト、玉ねぎ、りんご、イチゴ、生姜、コーヒー、紅茶などに含まれています。

辛い症状とサヨナラしたい!食生活の見直しで花粉症を改善!
さまざまな野菜をバランス良く食べるとGOOD!

乳製品、発酵食品で腸内環境を整える!

ヨーグルトなどの乳製品、納豆、味噌、漬物といった発酵食品には、腸内環境を整える働きがあり、免疫力を高めてくれます。また、納豆に含まれるたんぱく質分解酵素「ナットウキナーゼ」にはかゆみ成分の生成を抑制する抗酸化作用があります。

肉より魚

肉中心の食生活はアレルギー症状の要因になるようです。お肉を食べすぎないようにしましょう。

野菜を食べよう!

野菜の食物繊維は腸内環境を整えるのに一役買います。玉ねぎ、ブロッコリ、トマト、にら、レンコンなどの、アレルギー症状に良いとされる野菜を取り入れながら、いろいろな野菜を食べましょう。さつまいももお通じの改善に一役買います。

いかがだったでしょうか。
いっぺんに実行するのは無理!という方は、まずはヨーグルトや納豆を食べることから始めてみてはいかがでしょう。

ライター:西野コウ
大学卒業後、アルバイト → 契約社員 → 正社員を経験しているWEBクリエイター。イラスト制作、デザイン、コーディング、ライティング、ディレクション、できるものは何でもやってみるスタイル。