生活
根性の問題じゃなかった!
なかなか起きられない!冬の朝への対処法

冬になると、朝、なかなか起きられなくて困る人は多いのではないでしょうか。かくいう筆者もそのうちの一人。ここ数年、いろいろと調べて得た成果を共有してみたいと思います。

なかなか起きられない!冬の朝への対処法
冬は気分が落ち込んじゃう…なんてもったいない!楽しくいこうぜ!

起きられない原因は人間の性質にあった

人間は冬になると、夏よりも多くの睡眠を必要とする性質があります。あなたが「冬の朝になかなか起きられない」のは、実は睡眠不足名だけの可能性もあるのです。ですので、冬の間はほかの季節よりも長めに睡眠を取るように心がけましょう。これだけである程度、事態が改善される可能性があります。(個人差はありますが、筆者は1.5時間ほど多く眠ります)

また、人間は体温が低いとすっきり目覚めることができません。加えて冬は室温も低くなりがちです。起きる前に部屋の中を温められるよう、暖房器具のタイマーをセットしておくと、起きるのが楽になります。

最後に、これが一番の要因かもしれません。日光不足です。 冬は日の出の時間が遅く、日照時間も短いため、体内時計がうまく働かないことがあるのです。また、気分が落ち込むという人は、冬場の日光不足による「冬季うつ」という症状が出ているかもしれません。

対策としては、日中になるべく日の光を浴びること、そして起床時間の三十分くらい前から部屋の電気をつけて光を浴びることです。日光には及びませんが、人工の光も目覚めに効果があるといわれています。筆者は目覚ましタイマー付きのシーリングライトを利用し、起床時間の三十分前から光を浴びていますが、確かに目は覚めやすくなりました。

なかなか起きられない!冬の朝への対処法
伸びをして光を浴びよう!

それでも起きられない!

それでも起きられない人はどうすればよいでしょう。
実は私もこれだけでは起きられていません。部屋も温めているし、睡眠時間は足りているし、明るさで目は覚めます。でもやる気が全く起きずにベッドから離れられないのです。朝ごはんや朝の家事なんてどうでもよくなってしまう鬱タイム。朝がこれですから、一日のテンションも低めになりがちです。

ど~すればいいの

そんな人は、起きた後のお楽しみを寝室の中に作っておきましょう。私の場合は電気ケトルと、ココアパウダーなどの入ったマグカップを置いておきます。体を温かくしてくれる美味しいものがあれば、釣られてベッドから抜け出せる確率が上がります。他にも、本を読むために起きたり、早く起きたら三十分だけゲームをしていいなど、ルールを作ってみてはどうでしょう。

なかなか起きられない!冬の朝への対処法
おいしい朝食でもいいですね!…作ってくれる人がいれば。

コツは「朝は起きて支度をしなければならない時間」と考えるのではなく、「やりたいことだけやっていいゴールデンタイム!」と捉えることです。

甘いものを食べたり、好きなことをすると、気分が「あがり」ますよね。落ち込んでいた時には苦痛だった事も、気分が良ければ簡単にこなすことができたりしませんか?やるべきことがはかどれば、気分は一段と上向きます。

一日を楽しく過ごすためにも、朝の時間を好きになってしまいましょう!

なお、本格的な「冬季うつ」の症状の人は、上記の対処では足りません。参考リンクを張っておきますので見てみてくださいね。近くに精神科があれば、気負わずにかかってみるとよいでしょう。

ライター:西野コウ
大学卒業後、アルバイト → 契約社員 → 正社員を経験しているWEBクリエイター。イラスト制作、デザイン、コーディング、ライティング、ディレクション、できるものは何でもやってみるスタイル。